整理番号 | 86F0000574 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1977 |
和文標題 | 現場発生土の再利用について セメント及びアスファルト乳剤の現状土安定処理 |
英文標題 | - |
著者名 | 徳田弘毅 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市土木局 |
資料名 | 大阪市土木局業務研究論文集 (1977) |
ページ | PAGE.129‐138 |
ジャンル | 道路事業,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 市街地での道路工事による発生土は,良質土であっても工事の都合で廃棄しているものが多い。しかし環境保全,省資源問題等を考えれば,この発生土を舗装材料として使用することは有意義であろう。現状土を路盤材料として使用する場合,セメントやれき青材による安定処理が代表的な工法である。しかしこれらの工法にはそれぞれ長短所があるので,所定の強度を保ちつつ,たわみ性のある路盤をみいだすべく,セメントとアスファルト乳剤を添加した安定処理土の室内試験を実施し,実用に供するかどうか検討するため試験舗装を行った。その結果,セメント安定処理と乳剤セメント安定処理は,地盤係数が漸増しているが,増加率は乳剤セメントの方が大である。たわみ量は5,6ケ月くらいから施工当初より小さくなっているが,減少率はセメント安定処理の方が大であり,乳剤セメント安定処理にするとセメントのみの安定処理よりたわみ性は良いようである |