整理番号 | 86F0000807 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1980 |
和文標題 | 膜法による下水再生利用技術開発実験について(その1) |
英文標題 | - |
著者名 | 爪四郎、松浦八州雄、宮内潔 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市水道局 |
資料名 | 水道事業研究 |
ページ | PAGE.32‐43 |
ジャンル | -,浄水処理,リサイクル |
抄録文 | 下水処理水再利用のための水処理装置としては,種々の方式のものが考案されているが,再利用用途の拡大のためには処理水水質の向上が必要である。そこで,財団法人造水促進センターの主催により,限外ろ過法・逆浸透法などの膜法を応用して,下水2次処理水の高度な処理装置開発のための水処理実験を行なうことになった。採用した実験装置は限外ろ過法,マイクロストレーナ→逆浸透法,凝集ろ過→逆浸透法で,種々の膜モジュール形式を変えることによって合計6方式,処理能力は10~50m└3┘/日である。昭和54年度は実験初年度であり,装置の建設と1か月程度の処理運転を行なった。その結果,限外ろ過法についてはほぼ良好な運転成績を得たが,逆浸透法では凝集ろ過等の前処理装置の運転管理が非常に重要であることがわかった。今後は,ランニングコストの低減をめざして,膜洗浄条件,循環流量,流速の設定など,装置の最適運転条件の検討を行なう |