整理番号 | 86F0001710 |
---|---|
原語 | 日本語 |
執筆年 | 1981 |
和文標題 | ビル排水再生利用実験(IIIの上) |
英文標題 | - |
著者名 | 宮内潔 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市水道局 |
資料名 | 水道事業研究 |
ページ | PAGE.154‐177 |
ジャンル | -,浄水処理,リサイクル |
抄録文 | ビル排水の再利用については,大都市等での実施例が増加してきたが,より実用的なビル排水再生処理装置の開発をめざして,昭和52年度から3年間,大阪市内の2,3のビルで,各種水処理方式による実験装置の運転を行なった。本報告は昭和53,54年度の実験結果から,各種水処理方式の,ビル排水再利用技術への実用性を検討したものである。実験の結果,生物処理,物理化学処理,膜処理等の各種方式を組み合わせたいずれの処理システムにおいても,水洗便所用として再利用するに充分な処理水質を得た。また,水処理装置自体,たとえば生物処理方式では,BOD容積負荷2kg/m└3┘・日程度のかなりの高負荷運転が可能であった。しかし,各種処理方式も単独でみれば処理性能に一長一短があり,原水水質の性状に合わせて,適切な処理方式の選択を組みあわせを行なうとともに,原水水質事故対策や発生汚泥の処理処分等,残された問題への対応も必要である |