整理番号 | 87F0000593 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1972 |
和文標題 | 世界大都市会議代表報告原稿 III モスクワの発展と改造に際しての環境保護 |
英文標題 | - |
著者名 | プロムイスロフ ウラジミール F |
団体著者名 | 大阪市総合計画局 |
所属機関名 | モスクワ市勤労者代議員 |
資料名 | 世界大都市会議代表報告集 |
ページ | PAGE.33,35‐57 |
ジャンル | -,総合計画,国際会議 |
抄録文 | ソ連においては,自然保護は重要な国家目標であり全国民的事業である。モスクワでは,都市発展・改造の企画と実現のために,公衆衛生監督機関や科学研究施設と共同して,保護の強化および都市環境状態の改善に関する多くの施策を立案し実施している。モスクワの新総合計画には,都市発展の基本方針が定められ,首都建設の今後の社会的,経済的,技術的,公衆衛生的及び美学的課題の解決を可能にする構想が打ち出されている。市内の工場その他の生産施設を整理し合理的に配置するため65か所の工業地域が設定され,最近10年間に大気を汚染した約300の企業が改造を命じられるか,または市外に移転させられている。緑化は住民1人につき22m└2┘までを計画している。市区域の清掃は機械化されている。一般産業排水の浄化と貯水池汚濁防止には多大な注意をはらっている。下水道普及率は97.3%である。公共輸送機関の騒音と排ガス対策,環境の衛生的監視にも留意している |