大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号87F0000596
原語日本語
執筆年1972
和文標題世界大都市会議代表報告原稿 VI  東京の都市問題 なぜ解決が困難か
英文標題-
著者名美濃部亮吉
団体著者名大阪市総合計画局
所属機関名東京都
資料名世界大都市会議代表報告集
ページPAGE.103,105‐115
ジャンル-,総合計画,国際会議
抄録文東京の主要な都市問題の現状とそれに対する対策について報告した。東京は,西欧の諸都市が19世紀に既に解決済みか,または,ほぼ解決した都市問題(河川汚濁,公園の不足,住宅問題等)をかかえながら,一方では,これらの問題が一層加速,拡大化され,さらに技術革新や大量生産が,新しい都市問題を生じている。すなわち,自動車排ガス,プラスチックを含む廃棄物の増加,ABS,PCB等の有害物質処理等がモータリゼーション,石油化学工業の発達によって産み出されている。他の通勤輸送確保の問題,水質源の確保,自然保護など各種の都市問題をかかえている。都市問題解決に当っては,経済成長優先の中央政府の政策と東京都の政策との間に矛盾対立が生じている。今後の都政運営の基本政策は次の三点である。1)シビルミニマルの設定とその達成,2)都民参加による都政の推進,3)世論の支持を背景とした権限なき行政の徹底的推進