整理番号 | 89F0000373 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1987 |
和文標題 | 下水汚泥溶融スラグの有効利用調査(コンクリート用骨材) |
英文標題 | - |
著者名 | 安部喬、波床順司 |
団体著者名 | 財団法人大阪市下水道技術協会 |
所属機関名 | 大阪市下水道局 |
資料名 | 業務研究論文集15周年記念 |
ページ | PAGE.433‐445 |
ジャンル | 下水処理,下水道業務管理,リサイクル |
抄録文 | 下水汚泥を減量,安定化させ,更に資源化するため,下水汚泥の焼却溶融実験とそれに伴い発生する溶融スラグの有効利用調査を行った。本調査では,スラグの骨材試験,コンクリート試験,及び小型構造物の製作を行い,スラグのコンクリート用骨材への利用可能性を調べた。今回使用したスラグ骨材は,粒形が悪いため単位水量が増加しているが,骨材粒形の改善が可能で,これにより単位水量を減少させコンクリートの品質をさらに高めることができる。水冷スラグあるいは徐冷スラグを細骨材として,また,徐冷スラグを細骨材として用いたコンクリートの総合的な品質の評価に大差はなく,いずれもコンクリート用の細骨材あるいは粗骨材として十分利用できる。実際に使用する場合,結晶化した徐冷スラグを破砕,粒調して粗骨材として,その過程で発生する細粒分は細骨材に利用するのがよい |