整理番号 | 90F0000004 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1989 |
和文標題 | 第3章 掘削残土の特性と現場簡易判定法 |
英文標題 | - |
著者名 | 二宮敏明 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市助役 |
資料名 | 道路工事における掘削残土のリサイクルに関する研究 |
ページ | PAGE.47‐63 |
ジャンル | 道路事業,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 本章では,道路工事における掘削残土の再利用を促進するために,従来行われてきた掘削残土の土性判定方法を比較,検討し,大阪市土質改良プラントで改良可能な残土と廃棄処分すべき残土の現場簡易判定法の開発を試みた。まず,大阪市の道路工事から発生した51種の掘削残土について目視評価点と各種室内土質試験結果との関係を考察した。その結果に基づき電気伝導度による残土の簡易判定法を開発し,実際の掘削現場に適用してみた。その結果,この電気伝導度に基づく簡易判定法は,現場で簡易かつ迅速に測定できる方法であり,土性の目視評価点とよい相関を示した。そして,試作した電気伝導度計を現場に適用することにより,その掘削土が,そのまま再利用可能な土か,土質改良可能な土か,廃棄処分すべき土かを迅速に判定することができることが明らかになった |