整理番号 | 90F0000005 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1989 |
和文標題 | 第4章 生石灰添加による掘削残土の反応機構 |
英文標題 | - |
著者名 | 二宮敏明 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市助役 |
資料名 | 道路工事における掘削残土のリサイクルに関する研究 |
ページ | PAGE.65‐84 |
ジャンル | 道路事業,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 粘土分を多く含まず比較的低含水比の掘削残土に生石灰を1~2%添加して支持力が増大する土質改良反応機構を明らかにするために,現場採取残土試料と実験室作成土試料を用いて,生石灰添加前後のイオン交換容量,全置換塩基,塩基飽利度並びに容水量を測定して親水性と保水性の変化を調べると共にSi,Al等の溶出実験とX線解析を行って生石灰を添加した場合のポゾラン反応による結晶性物質生成の可能性を探った。その結果,イオン交換容量などの点からは親水性の減退,容水量の点からは保水性の上昇が生石灰添加効果の要因であり,また,わずか1%の生石灰添加によっても土粒子からSi,Alが溶出して,ポゾラン反応が生起している可能性を示した |