整理番号 | 90F0000006 |
---|---|
原語 | 日本語 |
執筆年 | 1989 |
和文標題 | 第5章 掘削残土リサイクルの実施 |
英文標題 | - |
著者名 | 二宮敏明 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市助役 |
資料名 | 道路工事における掘削残土のリサイクルに関する研究 |
ページ | PAGE.85‐102 |
ジャンル | 道路事業,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | わが国初の本格的掘削残土リサイクル事業実施のための基礎資料として土質改良パイロットプラントの立案,建設と,事業実績の調査結果を述べ,さらに掘削残土リサイクル事業の採算性について考察した。パイロットプラントの処理能力は大阪市建設局の道路工事からの掘削残土に限ることにして100t/hとした。受入れ残土としてコンクリート塊,アスファルト塊を含むことを許容したが,最大寸法は350mmに設定した。この残土に生石灰1~2%を添加し,ダブルロールクラッシャとクラッシングミキサによって破砕,混合して,最大粒径26.5mmの改良土をつくる土質改良プラントの建設を計画,実施した。昭和58年から5年間掘削残土リサイクルの実施実績を調査し,同プラントシステムの妥当性を確認し,リサイクル事業の採算性について考察し,同プラントによるリサイクルが経済的に優れていることを示した。なお,同プラントの環境に与える影響及び安全面も検討した |