整理番号 | 90F0000007 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1989 |
和文標題 | 第6章 改良土の力学的特性 |
英文標題 | - |
著者名 | 二宮敏明 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市助役 |
資料名 | 道路工事における掘削残土のリサイクルに関する研究 |
ページ | PAGE.103‐118 |
ジャンル | 道路事業,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 本章では,大阪市の土質改良プラントによる改良土の力学的特性,特に道路材料としての特性を明らかにするため,プラントで改良直後及びストック期間中の土質工学的性質,路盤に用いるときの施工性,支持力の経時変化,荷重分散効果,供用性について考察した。その結果,1)改良土の粒度範囲は粒度調整砕石の範囲から細粒側にずれるが,平均含水比は最適含水比より低く,非塑性土で平均修正CBRは80%以上である。2)プラントでのストック中に生じる品質変化は微小である。3)現場施工性は良好で路盤として必要な支持力が得られるまでに締固めできる。4)初期の一軸圧縮強さは石灰安定処理より低いが,施工後3年後の荷重分散効果はセメント安定処理路盤の初期状態程度までになることが分かった。同改良土の総合評価は,粒度調整砕石より上位にあり,石灰安定処理と同等か,やや劣る程度であった |