整理番号 | 90F0000008 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1989 |
和文標題 | 第7章 掘削残土リサイクルに伴う環境への影響 |
英文標題 | - |
著者名 | 二宮敏明 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市助役 |
資料名 | 道路工事における掘削残土のリサイクルに関する研究 |
ページ | PAGE.119‐137 |
ジャンル | 道路事業,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 本章では,建設されたリサイクルのための土質改良プラントについて騒音,振動及び粉じんの発生による周辺環境への影響や生石灰添加によるアルカリ性の上昇による土中の重金属溶出など二次公害発生の危険性について詳細に調査し,その安全性を確認するとともに,それらを未然に防ぐ方策を考察した。その結果,プラント敷地境界線での騒音は騒音源を建屋で囲うことにより規制基準を満足すること,振動及び粉じんは敷地境界で規制基準を満足しており問題ない。次に,改良土からの金属溶出については,道路工事から排出される掘削残土に含まれる有害重金属はごく少量で,海洋投棄する場合の判定基準以下であり,生石灰を加えても金属溶出量が増加することはないことが判明した |