整理番号 | 90F0000314 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1983 |
和文標題 | 3 混合スラリーの脱水 |
英文標題 | - |
著者名 | - |
団体著者名 | 大阪市立環境科学研究所 |
所属機関名 | - |
資料名 | 廃棄物総合リサイクル技術開発研報告書 |
ページ | PAGE.125‐197 |
ジャンル | -,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | ごみと下水汚泥を混合破砕して得られる混合スラリーを効率よく脱水して,できるだけ高カロリーの脱水ケーキを次工程の熱分解・燃焼工程に供給する必要があるため実験室で検討した結果,その工程は前半が回転ふるいによる脱水,後半がスクリューブレスによる脱水が適正であることがわかった。そこでミニプラントで実用化に向けての実験を行い,次のような成果を得た。(1)回転ふるいにより,固形物濃度1.37~5.27%,平均2.20%の混合スラリーを脱水して,水分79.5~89.7%,平均86.6%のふるいケーキを得た。(2)ミニプラントの実験では,直径の小さい500mmの回転ふるいの方が有利であった。(3)平均水分86.6%のふるいケーキはスクリュープレスによりさらに脱水され平均47.2%の混合ケーキを得た。(4)混合スラリーの脱水には凝集剤を多量に添加する必要はない。(5)回転ふるいへのスラリーの供給方法の改善,ふるいの回転数を小さくすることにより固形物回収率を向上させることができた |