整理番号 | 90F0000316 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1983 |
和文標題 | 5 混合脱水ケーキの固定層熱分解 |
英文標題 | - |
著者名 | - |
団体著者名 | 大阪市立環境科学研究所 |
所属機関名 | - |
資料名 | 廃棄物総合リサイクル技術開発研報告書 |
ページ | PAGE.307‐377 |
ジャンル | -,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 水分約45%,固型物の低位発熱量約4,000kcal/kg,灰分約22%の混合脱水ケーキを予備乾燥なしに,乾物換算で試料充填量/m└3┘当り300kg/hr(水分供給量250kg/m└3┘・hr)送入し,底部から同じく360Nm└3┘/m└3┘・hrの空気を送って一部燃焼熱分解すると共に,90~150kg/m└3┘・hr(送入空気/蒸気=4)の蒸気も送って水性ガス反応も起こさせる方式が適していることを明らかにした。充填容量/m└3┘の熱分解炉でえられる可燃性ガス量は約690Nm└3┘/hr,ガスの低位発熱量は1,060kcal/Nm└3┘であり,供給エネルギーに対するガス化率は約57%である。しかし,発熱量約8,800kcal/kgのタールが30kg/m└3┘・hr生成し,それが供給エネルギーの約20%に達する。そのためタールの再熱分解について改善策を検討した結果,分離タールを1,000°Cで別途に一部燃焼熱分解し,その熱分解ガスの顕熱を蒸気として回収し,熱分解ガスも蒸気も固定層熱分解炉に返送,循環する新方式を提示した |