整理番号 | 90F0000319 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1983 |
和文標題 | 8 混合スラリー脱水ろ液の処理 |
英文標題 | - |
著者名 | - |
団体著者名 | 大阪市立環境科学研究所 |
所属機関名 | - |
資料名 | 廃棄物総合リサイクル技術開発研報告書 |
ページ | PAGE.459‐530 |
ジャンル | -,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 平均BOD2,700mg/l,平均SS1,600mg/lの混合スラリー脱水ろ液を対象として,それをできるだけ小規模で効率良く処理する廃水処理法の開発を試みた。処理水のBODを300mg/l定めて下水道放流を考慮する場合は,曝気槽に塩化第2鉄を直接添加してそのpHを5~6で運転する,塩化第2鉄添加活性汚泥法の適用が最適であることが判明した。実施設8万m└3┘/dayを想定して試設計を行うと,1日の処理水量100m└3┘あたりについて曝気槽容積28m└3┘,ブロワ風量6,900m└3┘,沈殿槽容積8.5m└3┘,塩化第2鉄必要量28kg,汚泥発生量90kgで,年間の維持管理費は約126万円となった。また,処理水のBODを30mg/lに定めて直接環境水域に放流する場合は,塩化第2鉄添加活性汚泥法でBOD300mg/lに処理した汚水をアルカリ調整沈殿法にて鉄や浮遊物を除去し,さらに生物接触酸化法にて3次処理する生物学的高能率処理システムの適用が最適であることが判明した |