整理番号 | 90F0000320 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1983 |
和文標題 | 9 総合リサイクル施設の悪臭対策 |
英文標題 | - |
著者名 | - |
団体著者名 | 大阪市立環境科学研究所 |
所属機関名 | - |
資料名 | 廃棄物総合リサイクル技術開発研報告書 |
ページ | PAGE.531‐575 |
ジャンル | -,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 総合リサイクル施設においては,脱臭や防臭対策に万全を期す必要がある。ここでは,大容量の排出ガスの脱臭に対応するために,「活性汚泥を用いたスクラバー塔方式での脱臭」という新技術を確立するために,ミニプラントを設計,試作実験した結果,(1)主要悪臭原因物質は,汚泥由来の硫化メチル等のイオウ系臭気成分で,ごみからの悪臭の寄与率は低かった,(2)脱臭装置へ導くガス量の減量化のための方法を考察した,(3)試作したミニ脱臭装置を用いて各種条件下の除去効率は,酪酸については99%以上だが水に溶けにくい硫化メチルやトルエンは低かった。(4)実施設への適用を考え,脱臭装置の設計諸元をごみ1日100トン処理の破砕機について算出したが,排ガス量230m└3┘/日の悪臭に対して,液ガス比8l/m└3┘,気液接触時間12秒の条件で,スクラバー塔,塔径5m×高さ6.5mが必要である,などの知見を得た |