大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号91F0000087
原語日本語
執筆年1989
和文標題澱粉廃液からのアルコール製造
英文標題-
著者名桧山圭一郎
団体著者名-
所属機関名大阪市立工業研究所
資料名化学工業
ページPAGE.532‐538
ジャンル-,工業研究,リサイクル
抄録文再生可能なバイオマス資源の中でも,バガス,ミカン搾汁粕,ビール粕,澱粉工場廃液中の廃澱粉などの食品工場廃棄物は,かなりの量がまとまって排出されるので,これらを石油代替エネルギー資源としてのアルコールに変換することが重要である。そこで,とりわけ利用しやすい澱粉廃液からアルコールを製造する工程について検討した。すなわち,廃液中の生澱粉の黒かびグルコアミラーゼによる消化,限外ろ過による酵素の回収,固定化酵母によるアルコール発酵,浸透気化法によるアルコールの濃縮などの工程を用いて,100tの澱粉を加工して生じる約1tの澱粉廃液から約12kgのアルコールが得られることを示した。このアルコール製造に要する経費は,代替される石油の代金と,廃棄物引き取り業者の手数料および汚泥処理のための電力費を相殺することから,十分採算が合うことを示した