大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号91F0000090
原語日本語
執筆年1989
和文標題バイオリアクターを用いたデンプン廃液からのアルコール製造
英文標題-
著者名桧山圭一郎
団体著者名-
所属機関名大阪市立工業研究所
資料名Bioindustry
ページPAGE.727‐735
ジャンル-,工業研究,リサイクル
抄録文澱粉工場排水中に含まれる澱粉を燃料として利用しやすいエタノールに変換するために,バイオリアクターを用いる方法について解説し,さらに,造られたエタノールを燃料として用いることの経済性について検討した。まず,澱粉製造工程と,排出される澱粉廃液の性状について述べ,約5%の澱粉を含む廃液まで濃縮する方法,それを酵素によって糖化する方法,酵素を分解物から分離・回収・再利用する方法,固定化酵母による連続アルコール醗酵の方法,生成アルコールの濃縮方法について述べた。さらに,著者らが行なった研究結果に基づき,100tの酵素を加工する工場の排水から,約13kgのエタノールが得られ,これの製造経費が廃水処理の経費と,燃料として代替された石油の費用をほぼ相殺することから,アルコールを燃料として利用することに利点が少なく,むしろ工場で必要な殺菌剤として用いる方が有利であることを述べた