整理番号 | 93F0000518 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1992 |
和文標題 | 国際フォーラム「ウォーターフロント2001」 記念講演 海からのメッセージイースター島巨石人像の系譜 |
英文標題 | - |
著者名 | 木村重信 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪大学 |
資料名 | WATERFRONT2001 |
ページ | PAGE.72‐79 |
ジャンル | まちづくり全般,国際会議,ベイエリア |
抄録文 | ポリネシアの東端にあるイースター島には,1,000体の巨石人像が残されている。ノルウェーのトール・ヘイエルダールは,1955年にイースター島で発掘調査を行い,その巨石文明がボリビアのティアワナコ文化に由来すると結論づけている。本記念講演は,南太平洋・南米・東南アジアにおける巨石文化とイースター島の文化を比較しながら本説を検討し,巨石人像のツールを探ってみた。その結果,イースター島のモアイのルーツは,南米ではなくてアジアであった。人々は遠い昔に海を渡って移動していたと思われる。最後に,ウォーターフロント開発に関して,本フォーラムへ具体的な提案として,太平洋,インド洋,大西洋に1隻ずつ恒常的に病院船を浮かべて,開発途上国の人々の医療に当ると同時に,現地の医師への協力や指導を行うというアイデアを紹介した。なお,病院船の母港は大阪を提案している |