整理番号 | 94F0000057 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1993 |
和文標題 | 2 地球環境と企業対応 |
英文標題 | - |
著者名 | 郡島孝 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 同志社大学経済学部 |
資料名 | 大阪経済レポート |
ページ | PAGE.21‐30 |
ジャンル | -,環境保全,リサイクル |
抄録文 | 地球環境を守るためには,環境コストを払わねばならない。そうするとコストアップになり,国際競争力がなくなるのではないかと考えられがちだが,うまくリサイクルし,地球環境を守ることが国際競争力を増すというメカニズムが存在する。本稿は,海外,特にドイツの環境保全に対するこれまでの経緯を例にとって,地球環境を守ることが,ある意味で企業の利益にかなうということを述べている。環境保全は自由貿易を妨げるか(日本の食品の安全基準は世界の基準より高いので自由貿易を阻害しているように映る),散乱問題からリサイクル問題へ(アメリカでゴミの中の容器・包装類は重量比で約30%を占めるが,デポジットに散乱問題に対応できるが,リサイクルするにはルートの確立が必要)経済に優先する環境(デンマークの例),ゴミの発生を回避,持続可能な開発,包装廃棄物の排除産業としてのリサイクル,環境保全型の産業政策などにつき述べている |