大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号94F0000314
原語日本語
執筆年1993
和文標題廃食用油の再利用について 石けんとしての再利用を中心に
英文標題-
著者名武田徳司
団体著者名-
所属機関名大阪市立工業研究所
資料名クリーン関西
ページPAGE.12‐16
ジャンル-,工業研究,リサイクル
抄録文わが国において食用油は210万トン余り消費されているが,そのうち40万トン程度,あるいはそれ以上が廃食用油として発生しているものと推定される。その再利用法としては,石けん,飼・肥料,燃料などへの利用が考えられる。石けんとして再利用する場合,廃食用油の品質によって石けんの製造法を分ける必要がある。脂肪酸に分解後中和する方法では,ある程度の品質の廃食油を使うことができるが,中性油ケン化・炊き込み法では,良質の廃食用油を原料とする必要があり,そのために回収油を精製する前処理を行わねばならない。一部の消費者によって行われている廃食用からの手作り石けんの製造は,資源の有効利用や環境保全の意識向上のうえで意義は認められるものの,製造時危険な強アルカリを使用すること,できあがった石けんの品質が総じて良くないことから専門家に製造はゆだね,廃食用油の回収のシステム化に力をそそぐ必要がある