整理番号 | 94F0000349 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1993 |
和文標題 | 廃棄プラスチックのリサイクル化について 発泡ポリスチレン廃棄物の減容化‐再利用を中心に |
英文標題 | - |
著者名 | 原田敏彦 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市立工業研究所 |
資料名 | クリーン関西 |
ページ | PAGE.12‐19 |
ジャンル | -,工業研究,リサイクル |
抄録文 | 地球環境問題は世界的に非常に重要な問題となっているが,本稿は廃棄プラスチックのリサイクル化について,特に発泡ポリスチレン廃棄物(使用済魚箱)の減容化‐再利用を中心について述べたものである。すなわち,材料劣化を伴わない減容固化技術を推進するため,発泡ポリスチレンの減容化とその処理条件との関係について調べるとともに,減容処理後の分子量の変化や異変度を調べ,発泡ポリスチレン廃棄物の再生品としての特性を評価している。その結果,一度使用した発泡ポリスチレン魚箱を再生処理する場合,未使用発泡ポリスチレンより低い温度(150℃以下)で処理する必要があること,圧縮成形のような方法で減容する場合およそ120~150℃の温度範囲で行えば材料劣化なしに行えることが明らかにされた。さらに,発泡ポリスチレン廃棄物のこれまで行われてきた取り組みと今後の対策についても触れている |