整理番号 | 94F0000351 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1992 |
和文標題 | プラスチック相溶化剤 開発・評価・リサイクル マクロアゾ開始剤による相溶化剤 |
英文標題 | - |
著者名 | 上田明 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市立工業研究所 |
資料名 | ((株)シーエムシー) |
ページ | PAGE.27‐43 |
ジャンル | -,工業研究,リサイクル |
抄録文 | マクロアゾ開始剤(MA‐I)を用いたブロック共重合体の合成方法とその特徴,および高分子相溶化剤としての応用につき解説した。MAIを用いたブロック共重合体合成機構,MAIの合成と性質(原料アゾ化合物,MAIの合成,MAIの種類と重合条件,MAIの分解挙動,開始剤効率とブロック効率),ブロック共重合体の種類,ブロック共重合体の分子設計(AB型・ABA型・(AB)n型,ブロック共重合体の組成,セグメント鎖長,共重合セグメント),ブロック共重合体の相溶化剤としての応用について解説した。MAI法によるブロック共重合体の合成の特徴は,比較的簡単なラジカル重合法を用いて,種々の組合せのブロック共重合体を効率よく合成できることにあり,付加重合セグメントのみならず,重縮合セグメントも容易に組み込めることである。また,アゾ基自体の開始効率は低いが,アゾ基をポリマー主鎖中に多くもたせてこの欠点をカバーし,ブロック効率としては高くなることを示した |