整理番号 | 95F0000035 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1993 |
和文標題 | プラスチックリサイクリングの現状と展望 |
英文標題 | - |
著者名 | 福田明徳 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市立工業研究所 |
資料名 | 合理化 |
ページ | PAGE.12‐15 |
ジャンル | -,工業研究,リサイクル |
抄録文 | プラスチックの種類と特徴並びに使用実態について簡単に解説した後,その代替材料の有力候補である紙との比較を環境負担の大きさとコストの点から行い,プラスチック廃棄物の全体像を考察している。次いで,プラスチックに対する各種のリサイクル方法:マテリアルリサイクリング(単純再利用),ケミカルリサイクリング(原料化再利用),エネルギーリサイクリング(熱回収),について説明し,リサイクリングの現状を紹介している。単純再利用における問題点である再利用時での劣化(熱履歴や異種材料の混入による)の解決策としては洗浄,分別回収,相溶化剤の選択使用等があり,ケミカルリサイクリングでは単なる原料化よりも更に高付加価値材料の創製が,エネルギーリサイクリングでは廃熱の高効率利用(熱源と発電)と油化プロセスにおける長寿命・高選択率触媒による高品位燃料化とポリオレフィン原料化等を重要な課題として説明している。最後に消費者モラルのより一層の向上を訴えている |