整理番号 | 95F0000322 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1994 |
和文標題 | 溶融実験 |
英文標題 | - |
著者名 | 永沢章行、宮原文明、日出山勲 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市下水道局_日本下水道事業団 |
資料名 | 大阪市下水道局20周年記念 業務研究論文集 |
ページ | PAGE.399‐426 |
ジャンル | -,下水道業務管理,リサイクル |
抄録文 | 大阪市では,昭和59年度より6か年にわたり下水汚泥の立型旋回流溶融炉により溶融実験を行ってきた。本報では,この実験結果及び得られた諸元により実装置化を検討した内容について報告した。検討結果は,次の通りである。1)脱水ケーキは,溶融スラグとなり容積は約1/25に減少,2)スラグは,完全に溶融固化し,無臭化され取扱い容易になる。また,重金属の溶出も認められない,3)骨材試験の結果,骨材としてJIS規格を満足し有効利用可能である,4)実験の溶融炉は多段炉・流動炉並の焼却設備といえる,5)4,355時間の実験運転から信頼性,耐久性共満足のいく結果を得た,6)実装置化の検討結果から溶融炉,多段乾燥機共,処理能力150~300t/日クラスでもスケールアップが可能である,7)本溶融システムからの廃熱は,その量,質共に高レベルのもので,有効利用の用途は検討の価値がある |