大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号96F0000190
原語英語
執筆年1985
和文標題日本の水道のカビ臭問題
英文標題Misty Odour Problems in Japanese Water Supplies.
著者名八木正一、中島進、橋本徳蔵、梶野勝司、松尾雄三
団体著者名-
所属機関名大阪市水道局
資料名第5回アジア太平洋地域会議
ページPAGE.54‐62
ジャンル浄水処理,国際会議,海外発信
抄録文日本の水道の異臭味は1951年に初めて神戸で発見されて以来,水道水源として使う貯水池で頻繁に発生している。厚生省の調査によれば,カビ臭飲料水を飲んだ消費者の数は日本で18百万人以上にのぼる。1977年頃には水源として使用される貯水池の40%で異臭味が発生しており,最近は50%にのぼる。異臭味の原因となる有機物はプランクトン藍藻類,固着藍藻類及び放線菌である。発生する季節は一年中,特に5~6月半ば迄と7~9月迄である。またガスクロマトグラフィー・質量フラグメントグラフィーを応用してカビ臭イソボルネオールとジオスミンの定量法が開発されたし,通常の浄水場の急速ろ過に粒状活性炭処理とオゾン処理を組合せて上手に処理できた。また水道水の貯水池からの取水は人工成層破壊にエアレーションを使ってより効果的に実施された。処理水中の2‐メチルイソボルネオール濃度と大阪市消費者クレームとの関係は30mg/┝l┥以上で急激に増加した