整理番号 | 96F0000193 |
原語 | 英語 |
執筆年 | 1983 |
和文標題 | 大阪市の水道施設管理の経済的アプローチ 導水システムの省エネルギー |
英文標題 | Economical Approaches of Water Utility Management in Osaka City, Japan: Energy Savings for Water‐Conveyance Systems. |
著者名 | 波多野守 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市水道局 |
資料名 | 第4回アジア太平洋地域会議 |
ページ | PAGE.1‐4 |
ジャンル | 水道業務管理,国際会議,海外発信 |
抄録文 | 当市の水道は1895年に創設されて85年の歴史を有する。1981年の統計によれば,2.63百万の人口に対して毎年552百m└3┘を揚水した。現在では7つの取水ポンプ場,3つの浄水場,2つの送水ポンプ場,10の配水ポンプ場及び2つのブースターポンプ場を備え,一日当たり合計2.43百万m└3┘,また配管の総延長4,800kmである。水道は電力や薬品のような天然資源を消費する企業に該当し,年間の電力消費の175kWhの大部分に当たる152kWh(86.6%)をポンプ場が消費している。ポンプの省エネルギー策として可変速度制御,ポンプ水頭の最適化,既存施設の実用化として夜間直接配水などの工夫をしている。運転効率の向上努力は現在のエネルギー価格に拘らず,水道施設の管理の為の重要な要因に当たる。絶えず省エネルギー策を開発することが望ましい。新しい施設の建設,更新,改築ごとに新しい省エネルギー技術の導入が大切である |