整理番号 | 96F0000199 |
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原語 | 英語 |
執筆年 | 1994 |
和文標題 | 琵琶湖中のカビ臭原因生物体と水質との関係 |
英文標題 | The Relationship between Musty Odor‐Causing Organism and Water Quality in Lake Biwa. |
著者名 | 梶野勝司、坂本浩一 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市水道局 |
資料名 | 第4回水環境着臭国際シンポジウム |
ページ | 8p |
ジャンル | 水資源,国際会議,海外発信 |
抄録文 | カビ臭は1969年以降現在まで毎年のように琵琶湖で発生した。1980年以後,大阪市水道は琵琶湖の下流に位置するため,春から秋まで琵琶湖で発生するカビ臭化合物を処理するために努力してきた。当時は何等かの放線菌によりカビ臭が引起されていると考えた。カビ臭化合物の定量法及び藍藻類培養法がさらに発達するに従い,琵琶湖のカビ臭原因藍藻類を確認できた。さらにPhormidium tenue及びOscllatoria tenuisが2‐メチルイソボルネオール,Anabaena macrospora及びAnabaena spiroides var.crassaはジオスミンを生産することが発見された。藍藻類によるカビ臭化合物の生産と水質との関係は余り明らかでなく,カビ臭発生及び重要な水質パラメータを使って水中の硝酸塩濃度がカビ臭を引起こす藍藻類の成長のためのキーパラメータになり得る |