大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号96F0000204
原語英語
執筆年1987
和文標題藍藻類増殖についてのキレート剤の影響とジオスミンの藻体からの溶出
英文標題Effect of Chelating Agents on the Growth of Blue‐Green Algae and the Release of Geosmin.
著者名三輪雅幸、森実圭二
団体著者名-
所属機関名大阪市水道局
資料名第2回水環境着臭国際シンポジウム
ページPAGE.109‐115
ジャンル水道業務管理,国際会議,海外発信
抄録文Anabaena macrosporaの増殖に及ぼすキレート剤の効果及びそれによるジオスミンの生成が研究された。これをEDTA(人工キレート剤)含有CT培地中で培養する場合,最大細胞数は約1×10└6┘細胞/mlであった。しかし,EDTA無しのCT培地中で最大細胞数は完全培地中の増殖レベルの10分の1に相当した。さらにクロロフィル‐a含有量は4分の1に減少した。この藻類細胞体の色は緑から黄色に変化した。この結果からキレート無し培地中で標記藻類があまり成長しないことが分かった。この場合にジオスミン濃度は一定であり,完全培地のと同じ1.0~4.0×10└-5┘ng/細胞にあった。培地中の細胞外ジオスミン濃度と総濃度との比は2:10から3:10であり,その標準レベルの2から3倍であった。藻類の生理的条件の劣化が培地へのジオスミンの溶出を増加させたものと考えられた。A.macrosporaにより作られたジオスミンの細胞外濃度は藻類の生理的条件により影響をうけた。最後にEDTAはフミン酸で代替し得る