整理番号 | 96F0000215 |
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原語 | 英語 |
執筆年 | 1990 |
和文標題 | 原水中におけるカビ臭物質の発生とその除去 |
英文標題 | Occurrence of Musty Odorous Compound in Water Source and their Removal. |
著者名 | 大谷晴康 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市水道局 |
資料名 | 第15回国際水質汚濁国際会議 |
ページ | 4p |
ジャンル | 水資源,国際会議,海外発信 |
抄録文 | 大阪市水道局の水源である琵琶湖は,この8年間カビ臭化合物発生の被害を被っている。この原因となる化合物は既に2‐メチルイソボルネオール(MIB)とジオスミンであることがわかっている。これらの化合物はブレークポイント塩素処理のような通常の水処理法では除去できなかった。これらの化合物はシアノバクテリア宿主と会合した浮遊型と溶液型とで存在している。ブレークポイント前塩素処理で宿主内にある化合物が水中に移行させられ,中間塩素処理が効果的に作用することになる。最初溶液状の化合物を粉末活性炭を添加して吸着除去し,次に浮遊型の化合物を塩素処理した後凝集・除去する。このようなカビ臭問題が1987年に発生した時,粉末活性炭添加と中間塩素の併用を実施設で実施した |