整理番号 | 96F0000304 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1994 |
和文標題 | 地球環境問題とプラスチックリサイクル |
英文標題 | - |
著者名 | 喜多泰夫 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市立工業研究所 |
資料名 | テクノネットワーク |
ページ | PAGE.6 |
ジャンル | -,工業研究,リサイクル |
抄録文 | 最近,世界的な問題となっているものの一つに環境汚染がある。その主たるものとしては,地球の温暖化,酸性雨,オゾン層の破壊,有害廃棄物の投棄などが挙げられている。中でも,いったん使い捨てられれば半永久的に腐らず,焼却すれば大量の二酸化炭素を出すプラスチック廃棄物がクローズアップされ,自然環境保護の視点から様々な問題が指摘され始めた。廃棄物処理を視野に入れない大量生産に支えられた大量消費という我々の文明は,今日,見直しを迫られている。ここでは,現在地球環境保全のために避けては通れない,プラスチックリサイクルを取り上げ,具体的な廃棄プラスチックのリサイクル技術を中心にその現状と将来について展望した。まず,近年話題になっている生分解性プラスチックについて紹介した。続いてマテリアルリサイクル,ケミカルリサイクル,サーマルリサイクルなどの主要なリサイクル技術とリサイクルの現状について述べた |