大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号97F0000064
原語日本語
執筆年1995
和文標題廃タイヤ活性炭の表面酸化処理による高性能化
英文標題-
著者名中野重和、福原知子
団体著者名-
所属機関名大阪市立工業研究所
資料名科学と工業
ページPAGE.441‐445
ジャンル-,工業研究,リサイクル
抄録文廃タイヤからの活性炭は,既存の活性炭工業製品に比べると吸着性能が低い傾向がみられる。そこで,その性能向上をはかるため,タイヤ乾溜物の表面酸化処理を行い,その後に水蒸気賦活を行う製造方法について検討した。タイヤ乾溜物及びタイヤの原料として用いられるカーボンブラック2種類について,硝酸による酸化と加熱空気酸化及びこれらの併用処理をその濃度及び温度を変えて行った。賦活された廃タイヤ活性炭の性能(ヨウ素吸着性,細孔容積,表面積)は,これらの処理により増加することが確認できた。実験条件下では,硝酸濃度及び熱処理温度が高いほど吸着性能は向上した。硝酸処理の場合は,亜鉛分の低減効果も認められた。表面酸化処理によりカーボンブラックの水蒸気との反応性が高くなったことが,性能向上の理由として考えられた。表面処理をした後の賦活した廃タイヤ活性炭は,未処理の場合に比較して,液相吸着性能及び気相吸着性能が優れていることを確認した