畑 儀文(はた よしふみ)

昭和61年度 音楽部門(声楽)

【略歴】
兵庫県篠山市生まれ。大阪音楽大学大学院修了。
1979年大阪にて、小林道夫氏の伴奏による初リサイタルを行う。以後テノールソリストとして、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団ホルン奏者ペーター・ダム氏との共演、イエルク・デームス氏の伴奏による数多くのリサイタル等で大きな成果をおさめた。 1991年オランダ・アムステルダムにおいて、バロック歌手として高名なマックス・ファン・エグモント氏のもとで研鑽を積む。以後オランダ各地において、受難週には、エヴァンゲリストとして招かれ、近年はドイツ・ライプツイヒにおいてバッハ作品のソロを務める。
また1993年~1999年3月にかけて、シューベルト歌曲全曲演奏を成し遂げ、国内外で話題を集めた。
日本コロムビアからCD「日本のうた」「新しい日本のうた」「トスティ歌曲集」「昭和のうた」「美しき水車小屋の娘」をリリースし、その天性の歌声はジャンルを問わず心に響く感動を呼び、注目を集めている。
「大阪文化祭本賞」「咲くやこの花賞」「大阪府民劇場賞」「坂井時忠音楽賞」「兵庫県芸術奨励賞」「兵庫県文化賞」等多数の賞を受賞。
日本テレマン協会ソリスト、シューベルティアーデ・ジャパン代表、
丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば総合プロデューサー、
日本リードオルガン協会会員、
武庫川女子大学音楽学部教授。

【主な受賞歴】
1979年度「大阪文化祭本賞」
1986年度「咲くやこの花賞」
1988年度「大阪府民劇場奨励賞」
1993年度「坂井時忠音楽賞」
1996年度「兵庫県芸術奨励賞」等多数