山本哲也

平成14年度 演劇・舞踊部門(能楽)

【略歴】
1966年 3月21日大阪市に生まれる
1973年 小学校2年生の時、独鼓『高砂』にて初舞台(7歳)
1978年 中学校1年生にて初能『経正』勤める(12歳)
1982年 高校2年生にて父の後を継ぐ決心をし、大阪能楽養成会入会
1983年 『石橋』を披く(17歳)
1984年 『猩々・乱』を披く(18歳)
1986年 『翁』を披く(19歳)。同年、能楽協会大阪支部に入会
1987年 大阪能楽養成会を卒業する
1988年 22歳にて大曲『道成寺』(シテ梅若六郎)を披く
     同年、大阪の若手能楽師5人と共に能楽グループ『響』を結成。
     新しい試みにより能楽の普及を目指す
1991年 『鷺』を披く
1995年 大阪能楽養成会 大倉流大鼓講師に就任。
      若手能楽師の育成に力を注ぐ
1999年 『卒塔婆小町』を披く
2002年 大阪市より『咲くやこの花賞』を受賞する
      また同年、成田達志と共にTTR能プロジェクトを結成
      『花形能舞台』をプロデュース
2004年 重要無形文化財総合指定を受け日本能楽会会員となる。
大阪を中心に全国で演能に参加。近年は関西における多くの新曲・復曲に参加し、そのほとんどを自ら作調するなど新たな境地を切り開いている。1990年より謳調会(おうちょうかい)を主宰。大阪・姫路等で能楽大鼓の普及に努める。
現在、小鼓方・成田達志と共にTTR能プロジェクトを結成し大阪市との共催で『花形能舞台シリーズ』をはじめ、地方公演、子供達に向けた能囃子のワークショップ公演、レストラン等での能囃子ライブ活動などの企画公演を行っている。
http://noh-tetsuya.com/