松本薫平(まつもとくんぺい)

平成20年度 音楽部門(テノール)

【略歴】
京都市立堀川高等学校音楽科(現、京都市立音楽高等学校)を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。高橋大海氏に師事。大学卒業後イタリアに留学し、フィオレンツァ・コッソット、イーヴォ・ヴィンコ、エディット・マルテッリ、ダンテ・マッツォーラの各氏に師事。
1999年関西二期会35周年記念オペラ「ラ・ボエーム」のロドルフォ役でデビューし、同年「蝶々夫人」のピンカートン役と立て続けに出演。共に絶賛を博した。
その他に「カルメン」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「ランメルモールのルチア」「椿姫」「リゴリット」「外套」「トロヴァトーレ」「ドン・カルロ」「オテロ」「道化師」「コジ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」等のオペラに主役として出演。
ベートーベン「交響曲第9番」、ヴェルディ「レクイエム」、プッチーニ「グローリア・ミサ」、マーラー「交響曲第8番」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」等のソリストとしても活躍。
現在、京都市立芸術大学、武庫川女子大学、神戸女学院大学、大阪芸術大学、兵庫県立西宮高校音楽科各講師。 関西二期会会員。

【受賞歴】
第27回イタリア声楽コンコルソテノール特賞受賞。第12回摂津音楽祭金賞及び大阪府知事賞、第17回飯塚新人音楽コンクール第3位、第8回ABC新人コンサート・オーディション最優秀賞、第2回松方ホール音楽賞選考委員奨励賞、第13回宝塚べガ音楽コンクール第3位、第74回日本音楽コンクール入選など多数入賞。
平成13年度兵庫県芸術奨励賞受賞。平成16年度神戸市文化奨励賞受賞。