石橋栄実(いしばしえみ)

平成21年度 音楽部門(ソプラノ)

【略歴】
大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業。 同大学専攻科声楽専攻修了。
平成12年度大阪府舞台芸術奨励新人。98年「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル役でオペラデビュー。その好演により、同年、ドイツ・ケムニッツ市立歌劇場公演にグレーテル役として招聘される。その後も、ザ・カレッジ・オペラハウス、兵庫県立芸術文化センター、新国立劇場、他に於いて、数々のオペラに出演。「イドメネオ」「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」などのモーツァルト作品の他、「ランスへの旅」コルテーゼ夫人、「こうもり」アデーレ、「火刑台上のジャンヌダルク」ジャンヌダルク、「カルメル会修道女の対話」コンスタンス(いずみホールが音楽クリティッククラブ本賞受賞)、「真夏の夜の夢」ヘレナ、「ヒロシマのオルフェ」若い娘(カメラータトウキョウよりCD発売)、「沈黙」オハル(オペラハウスが大阪文化祭賞グランプリ、音楽クリティッククラブ賞(2003年)、文化庁芸術祭大賞(2005年)受賞)他を演唱する。
また、平成14年「石橋栄実スプリングコンサート」、平成16年「NHK名曲リサイタル」、平成19年「ワンコインコンサート~石橋栄実“恋するヒロインたち”」、平成20年「朝の光のクラシック~石橋栄実ソプラノリサイタル」、平成21年「2007年ワンコインコンサート支持率ナンバー1アーティストアンコールリサイタル~石橋栄実リサイタル」などのリサイタル演奏の他、バッハ「コーヒーカンタータ」、ハイドン「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」、モーツァルト「戴冠ミサ」「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、ブラームス「ドイツレクイエム」、フォーレ「レクイエム」などのソリストも務める。 矢野蓉子氏に師事。堺シティオペラ、クオレの会会員。大阪音楽大学助教。

【受賞歴】
平成17年度大阪舞台芸術奨励賞、平成17年度音楽クリティック・クラブ奨励賞、平成19年度坂井時忠音楽賞受賞。