晴の会(そらのかい)

平成29年度 演劇・舞踊部門(歌舞伎)

【略歴】
近鉄アート館の劇場開きでの歌舞伎公演をきっかけに、近鉄アート館を上方歌舞伎の未来を担う若手が新しく研鑽を積む場にと、「あべの歌舞伎上演実行委員会」と松竹株式会社の協力のもと松竹・上方歌舞伎塾卒業生を中心に「晴(そら)の会」が結成される。
旗揚げ公演は2015年7月31日~8月2日、松竹・上方歌舞伎塾第一期卒業生の片岡松十郎、片岡千壽、片岡千次郎の3人を中心に、片岡秀太郎監修、山村友五郎演出により歌舞伎舞踊と新作歌舞伎「浮世咄一夜仇討(うきよばなしひとよのあだうち)」を上演。第2回公演は2016年7月29日~8月1日、同じく松竹・上方歌舞伎塾第一期卒業生の片岡佑次郎、片岡りき彌が新たに参加、上方落語「東の旅」を元に新作歌舞伎「伊勢参宮神乃賑(いせさんぐうかみのにぎわい)」を上演、大阪文化祭奨励賞を受賞した。
本年は監修に片岡仁左衛門が加わり2017年8月4日~7日、古典歌舞伎「東海道四谷怪談」に挑戦、片岡當史弥、中村翫政そして片岡當十郎が参加して8名の出演となった。