旭堂南龍(きょくどう なんりゅう )

令和元年度 大衆芸能部門(講談)

【略歴】
2004年、近畿大学文芸学部を卒業と同時に、旭堂南左衛門に入門。
旭堂南青を名乗り、女性を中心に人気を集める。
2018年、真打ちに昇進し、明治時代に活躍した上方講談師・藤井南龍の名を継ぐ。真打ち制度は上方講談界において途絶えていたが、「講談をもっと世間に広め、次世代を育てる責任がある」として復活。27年ぶりの昇進となった。
自身の呼びかけで、講談・落語・浪曲・文楽・能・茶道の若手が結集した「霜乃会(そうのかい)」を結成。
2019年春に神戸で旗揚げ公演し、8月には梅田・ヘップホールでの公演を成功させた