資料2−2    平成30年度 障がいを理由とする差別の相談窓口における対応状況    1 相談窓口ごとの受付件数  相談窓口 件数  区障がい者基幹相談支援センター 3  地域活動支援センター(生活支援型) 0  区役所 14  局等 15  計 32  ※同じ事案について、複数の窓口に相談していることがある。    2 相談者の内訳  相談者 件数  本人 27  家族 2  支援者等 3  事業者等・不明 0  計 32    3 障がい種別ごとの件数 (※重複あり)  種別 件数  視覚障がい 2  聴覚障がい・言語障がい 0  肢体不自由 16  その他の身体障がい 1  知的障がい 7  精神障がい(高次脳含む) 7  発達障がい 2  難病   その他・不明 2  計 37    4 対象分野別件数  分野 件数  @商品・サービス 15  A福祉サービス 5  B公共交通機関 1  C住宅 2  D教育 0  E医療 1  F雇用 3  G行政機関 3  Hその他 2  計 32    5 障がい種別ごとの対象分野別件数 (※重複あり)  @商品・サービス A福祉サービス B公共交通機関 C住宅 D教育 E医療 F雇用 G行政機関 Hその他  視覚障がい 2  1 1 0 0 0 0 0 0 0   聴覚障がい・言語障がい 0  0 0 0 0 0 0 0 0 0  肢体不自由 16  12 0 0 1 0 1 0 1 1  その他の身体障がい 1  0 0 0 0 0 0 1 0 0  知的障がい 7  1 2 1 0 0 1 0 2 0  精神障がい(高次脳含む) 7  2 1 1 1 0 0 1 1 0  発達障がい 2  0 1 0 0 0 0 1 0 0  難病 0  0 0 0 0 0 0 0 0 0  その他・不明 2  0 0 0 1 0 0 0 0 1  計 37  16 5 2 3 0 2 3 4 2    6 相談内容(相談の主訴)及び対応結果  @傾聴 A改善 B解決 C未解決 D継続 計  1 不当な差別的取扱い 10  4 1 3 0 2  2 合理的配慮の不提供 6  0 2 3 1 0  3 環境の整備 4  0 2 2 0 0  4 その他 12  12 0 0 0 0  (内訳) 苦情・不快・不満 9  9 0 0 0 0  相談・意見・要望 3  3 0 0 0 0  計 32  16 5 8 1 2  ※相談内容の分類であり、相談者の主訴をもとに判断し、計上しています。  ※対応の過程で最終的に分類が異なる場合があります。  @傾聴:相談者が事業者への接触や解決を望まず、聞き取るにとどまったもの(要望、問合せ等含む) あるいは、適切と思われる相談先を紹介したが、結果が不明なもの  A改善:事業者が何らかの改善策を講じたが、相談者の納得状況が確認できないもの  B解決:事業者が改善策を講じ、相談者の納得を得たもの  C未解決:事業者が改善策を講じない、相談者がこれ以上の対応を望まないなど、未解決となったもの  D継続:集計時点で対応が継続しているもの    7 具体的事例 (平成31年3月受付分)  個人情報の適正な取り扱いの観点から、実際の事例に基づき内容の修正等を行っています。  凡例:差別:不当な差別的取扱い 配慮:合理的配慮の不提供 環境:環境の整備   @傾聴(苦情・不快・不満)  精神 ・障がい福祉サービスの事業所で職員から嫌がらせをされる。(職員の苦情を言っても対応してくれない等)(苦情)※相談者が関係機関各所に相談している事案。事業所からも対応状況などを聞き取るが、主張は食い違っている。  知的 "・ヘルパーが配慮のない不適切な対応をする。(障がい者を待たずに先に進み「早く来い」と言う)(苦情) ※事業所が事実を確認をし、担当ヘルパーを交代したうえで、謝罪。    8 報告後、進捗があったもの   A改善→B解決  肢体 "・球技場について、@車いす席が少ない。A車いすトイレを増やしてほしい。B車いす使用者用のチケットをインターネット以外でも購入できるようにしてほしい。(環境)  →@Aについて、大規模改修に向け、担当部局と相談者で話し合い、納得に至った。(Bはすでに整備済み)  肢体 "・球技場の車いす席の前に看板や広告があり、サイトラインが確保されていない。(配慮)  →大規模改修に向け、担当部局と相談者で話し合い、納得に至った。(結果として環境整備)    9 まとめ  ・区役所や局等、行政への相談件数は横ばい。  ・区基幹相談支援センター等では支援の中で対応していく事案が多く、特に差別案件としての件数は少ない。  ・本人からの相談が多い。