資料3-2 市営住宅のみなさんが共に安心して暮らすために 入居者一人ひとりへの配慮について ~「障がい」についての正しい理解をお願いします~ 市営住宅には、高齢者や障がいのある人、ひとり親家庭など、様々な配慮や支援を必要とする方が住んでおられます。 とりわけ、障がいのある人は障がいの状況が様々で、見た目にはわかりにくい障がいもあります。 みなさんがこの市営住宅で共に安心して暮らせるよう、日頃のご近所づきあいや自治会活動などでは、 それぞれの事情を理解し、お互いを尊重し合うことが大切です。 様々な障がいの状況を理解し、障がいのある人へ必要な配慮をすることが、障がいのある人も共に安心して暮らすことのできる “誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)”を築く第一歩となります。 日頃のご近所付き合いや自治会活動の役割分担などでは… 一人ひとり「できること」「できないこと」は違いますので、「何ができて、何が苦手なのか」など、 お互いが理解しあえるように対話することが大切です。 対話を重ねながら、必要とする配慮を一緒に考えてみませんか。 もし、何か相談したいことがある場合は、障がいを理由とする差別に関する相談窓口までご連絡ください。 相談窓口の一覧は、大阪市のひーむページに掲載しています。 https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000487965.html 障がいのある人には、どんな「困りごと」があるのでしょうか? たとえば・・・ 精神障がい、知的障がい、発達障がいなどは見た目ではわかりにくいですが、 様々な「生活のしづらさ」を抱えておられることをご理解願います。 自分の気持ちをうまく伝えることや、人の気持ちを理解したり、人との関係づくりが苦手で、人との関わりに強い不安を感じていたりします。 日によっては気分が落ち込んだり、体調の波があったりして、全く動けない日もあります。 それが続く場合は引きこもることもあります。 難病による内臓疾患がある方も、日によって体調の波があり、そのことで過去に嫌な思いをしたことがあるため、 詮索されることがつらかったりします。 障がいへの偏見や誤った見方から、「障がいがあってかわいそう」と同情されたり、避けられたり怖がられたりする中で、 コンプレックスを持っていたりします。 そんな周りの偏見があるため、自身の障がいのことを他人に知られらくなかったり、周囲の人の反応に対して、不安や恐れを抱いていたりします。 障害者差別解消法を知っていますか? ・正式には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」といいます。 ・障がいのある人が必要としている配慮を行うことが定められています。 ・この法律は、国や地方公共団体、民間事業者だけでなく、自治会やボランティアグループなども対象とされています。 お問い合わせ先:大阪市福祉局障がい福祉課(06-6208-8075)