高齢者虐待の背景とサイン
2018年7月2日
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高齢者虐待は介護疲れや認知症、高齢者や介護者の性格や人間関係などが背景にあり、またそれらが複雑に絡み合って起こります。
虐待はどこにでも、誰にでも起こる可能性があります。高齢者虐待のサインを見過ごしていませんか?あなたの気付きが早期発見につながります。
高齢者虐待の背景
介護疲れ
介護負担が大きくなると、介護疲れで、ストレスが増大し虐待の要因となることがあります。
認知症による言動の混乱
高齢者と介護者の人間関係
過去の家族関係や、高齢者と養護者がお互いに依存し合っていることが原因とって虐待が起こることがあります。
経済的困窮
介護者の心身の状態の変化
介護者の体調不良や精神的に不安定な状態が続くと、適切な介護ができず虐待につながることがあります。
高齢者や介護者の性格・人格
高齢者の自己中心的な性格や頑固さ、介護者の偏った介護感や神経質、潔癖な性格などが原因で虐待が起こることがあります。
高齢者の排泄介護の困難さ
失禁や弄便(不潔行為)が介護者のストレスとなり虐待の要因となることがあります。
家族・親族の無関心
家族や親族が介護について無理解、無関心のために介護者が孤立しストレスが増大するために虐待が起こることがあります。
高齢者虐待のサイン
高齢者の様子
□ 不自然なアザや傷、やけどのあとが見られる。
□ 汚れたり破れた衣類を着ていたり、異臭がする。
□ 天気が悪いのに、長時間、家の外で過ごしている。
□ 家の中から怒鳴り声や悲鳴がよく聞こえてくる。
□ デイサービスなどを利用したとき「帰りたくない」などの発言が頻繁にある。
□ 必要と思われる診察や介護サービスを受けていない。
□ 年金や財産収入等があるにもかかわらず、お金がないと訴える。
家族や家庭の様子
□ 世話や介護に拒否的な発言がある。
□ 高齢者に面会させない。近所付き合いがない。
□ 介護疲れや病気などつらい様子がうかがえる。
□ 部屋の中に衣類や食べ残しが散乱していて非衛生的である。
□ 高齢者の部屋に外から鍵がかけられている。
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