新型コロナウイルス感染防止対策における障がいのある方への配慮について
2022年1月31日
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新型コロナウイルス感染防止対策における障がいのある方への配慮について
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、「新しい生活様式」のもと、手指の消毒、マスクの着用及びソーシャルディスタンスの確保などに注意をいただく必要があります。
しかし、それに伴い障がいのある方のなかには、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保などが難しい方がいらっしゃいます。また、その障がい特性により生活上のさまざまな不安や不便を感じている方も少なくありません。
障がいの特性や障がいにより困っていることについて、ご理解をいただくとともに、必要に応じて声掛けや配慮のご協力をお願いします。
※ここに掲載する内容は一例ですので、さまざまな障がいの特性により状況が異なる場合がありますので、ご理解ください。
身体障がいのある方
視覚障がいのある方
困っていること
- 人との距離が分からず、近づきすぎてしまう
- 建物や店舗などへの入場時の体温測定や手指の消毒などを必要とするも音声案内などがなく、どこにあるかわからない
- 建物や店舗などの入り口が制限されており、通常と異なる入り口となっていることを気づかない
配慮いただきたいこと
- 困っている方を見かけたら、近づいて声を掛ける
- 建物や店舗などの入り口などに設置されている体温計などの場所までの、声掛けなどによる誘導や、測定結果を伝えるなど
聴覚障がいのある方
困っていること
- マスクを着けていることにより、口の動きが読めず、相手の話をしていることが分からない
- 建物や店舗などの音声案内がわからない
配慮いただきたいこと
- 筆談で対応し、伝える内容はわかりやすいように書く
- 建物、店舗などの入り口でわかりやすい場所に「耳マーク」、「筆談マーク」、「手話マーク(手話ができる人を配置)」を設置
- マスク着用すると口元が見えないため、できるだけフェースシールドを着用する
- 目で見てわかるように工夫する
肢体不自由の方
困っていること
- 上肢障がいのため、アルコール消毒の操作が難しい
- 車イスを使用しているが、アルコール消毒液の設置位置が高いため利用できない
配慮いただきたいこと
- アルコール消毒などの利用の補助をする。
- アルコール消毒液は、車イスを使用されている方でもできるよう、設置を手の届く位置にする
知的障がいのある方
困っていること
- 触覚・嗅覚等の感覚過敏で、マスクなど皮膚に触れるものにより、身体的に違和感や痛みなどを感じる
- 感覚過敏により、手洗いやアルコール消毒が難しい
- 人との距離感がつかめず、距離をとることが難しい
配慮いただきたいこと
- 困っている方を見かけたら、ゆっくりとわかりやすい言葉で声を掛ける
- マスクや手洗い、消毒の必要性が理解できない場合があることを理解する
発達障がいのある方
困っていること
- 触覚・嗅覚等の感覚過敏のため、マスクを着用できない
配慮いただきたいこと
- 障がい特性により、マスクの着用ができないことを理解する
参考
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 福祉局障がい者施策部障がい福祉課
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所6階)
電話:06-6208-8071
ファックス:06-6202-6962