6月25日（土）、大阪市内では時折激しい雨が降る天候でしたが、関東を中心に全国的に猛烈な暑さになりました。群馬県伊勢崎市で40．2度が観測され、国内最高記録が更新されました。気象庁によりますと、国内で6月に40度を超えるのは観測史上、初めてということです。

　本格的な夏を迎える前ですが、熱中症による救急搬送が増えています。体が暑さに十分に慣れていないことが大きな原因の一つと言われています。また、梅雨の時期は寒暖の差が激しく、体温の調整が難しいことも影響していると思われます。無理をしない範囲で、少し汗ばむ程度の軽い運動を水分補給に気を付けながら行い、暑さに徐々に慣らしていきましょう。高騰する電気代が気になるところですが、健康第一です。がまんせずに、エアコンを少しずつ温度調節しながら使いましょう。

　マスクの着用にも注意が必要です。6月21日（火）、厚生労働省ホームページに公開されたリーフレットでは屋外での散歩やランニング、通勤、通学時のマスクの着用は不要とし、特に運動時は外すようにと記載されています。但し、2m以内の近距離での会話時には着用が必要です。