広報東住吉なでしこ令和5年2月号
2023年2月1日
ページ番号:590889
区長の部屋
新型コロナウイルス感染症がいまだ収まらず、引き続きワクチン接種や感染対策をしっかり講じながら行動することが求められていますが、令和4年度は大きな自然災害に襲われることもなく無事に過ごせていることは誠に有難いことです。
この無事の時にこそ、有事に備えた準備をしておくことが重要です。頭でわかっていても実際の行動に結びついていないことがありがちですが、12年前(3月11日)の東日本大震災や28年前(1月17日)の阪神・淡路大震災のことを思い起こし、教訓を活かして備えておきたいと思います。家具の耐震補強の他、家族間での連絡方法や避難場所、避難方法のこと、非常時の持ち出し品や備蓄品の確認です。大規模災害の場合、生活インフラの復旧に一定の期間を要することが想定されます。その間の「食べる、寝る、住む」などについてイメージしながら、それぞれの「自助」や、ご近所・町会等での「共助」についてもご推進いただければと存じます。
区役所も引き続き防災・減災強化に取り組んでまいります。湯里地域や矢田東地域では、連合振興町会の皆さまのご協力で支援を必要とする方々の個別避難計画の策定も進みました。心より御礼を申しあげます。
今月号では、区食生活改善推進員協議会の皆様に簡単調理で美味しい上に栄養バランスもよく、調理後の水洗いも不要な避難所向けメニュー例をご紹介いただいています。ぜひご参考にしていただければと存じます。