報道発表資料 万博時の「空飛ぶクルマ」会場外ポート候補地について
2023年3月3日
ページ番号:594240
問合せ先:万博推進局総務企画部企画課(06-6690-7556)、経済戦略局産業振興部イノベーション課(06-6615-3726)、計画調整局計画部交通政策課(06-6208-7843)、大阪府商工労働部成長産業振興室(06-6210-9485)
令和5年3月3日 13時発表
同時資料提供:大阪府政記者会
大阪府・大阪市は、大阪・関西万博のコンセプト「未来社会の実験場」を体現する代表的なプロジェクトの一つである「空飛ぶクルマ」について、万博会場との2地点間運航をめざして、下記のとおり、空飛ぶクルマが離発着する会場外ポートの候補地を決定しましたので、お知らせします。
今後、候補地については、「大阪・関西万博 空飛ぶクルマ 準備会議」等において、関係者と共に、ポートとしての使用決定に向けた具体的な検討を、先行して進めていきます。1 会場外ポート候補地の場所(公有地)
運航事業者からの利活用ニーズが見込めること、法令において設置することに決定的な制約がないこと、観光ポテンシャルがある地域であることなどの会場外ポート設置に求められる条件を踏まえ、以下3地区を決定
- 大阪港地区(中央突堤): 大阪市港区海岸通1丁目
- 大阪城東部地区(森之宮): 大阪市城東区森之宮1丁目
- 桜島地区(USJ南部): 大阪市此花区桜島1丁目
2 その他、市有地(大阪港地区(中央突堤)・大阪城東部地区(森之宮))における決定事項
- 公募により、ポート運営事業者を選定していくこと
- 上記1に加え、それぞれの地区が有する特性、準備期間等を含め万博開催時に使用可能であること、並びにポート事業者の利用ニーズも見込めること等をもとに選定
- 市有地の貸付にかかる使用料は、無償とすること
- 市有地の貸付期間は、万博時の運航に必要な期間(準備期間等を含む)に限った暫定とすること
- 2023年内の事業者決定と十分な公募期間を確保した公募スケジュールとすること
- 関係局・区の連携・協力により、「空飛ぶクルマ」の2地点間運航実現をめざすこと
3 経緯
令和4年12月27日~令和5年1月20日
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(以下、「博覧会協会」という。)において、未来社会ショーケース事業スマートモビリティ万博の企画の一つとして、「空飛ぶクルマ」運航事業者募集を実施
令和5年2月21日
博覧会協会において、運航事業者及び会場内ポート運営事業者を選定・発表
運航事業者
- ANAホールディングス株式会社/Joby Aviation Inc
- 日本航空株式会社
- 丸紅株式会社
- 株式会社SkyDrive
会場内ポート運営者
- オリックス株式会社
令和5年2月27日
「空飛ぶクルマ」の実運航に向けて解決すべき課題に対し、関係者間で幅広い情報共有と意見調整を行う「大阪・関西万博 空飛ぶクルマ準備会議(第1回)」において、国(内閣官房・経済産業省・国土交通省航空局)・博覧会協会・運航事業者・大阪府・大阪市等が参加し、以下の方針について決定
方針
- 上記1の3地区を大阪における会場外ポート候補地として先行的に検討する。
- 今回の3地区及び関西国際空港をはじめとして、今後も候補地を検討していく。
【参考:各候補地の概要】
(1) 大阪港地区(中央突堤)
- 住所:大阪市港区海岸通1丁目
- 面積:約10,000平米

(注)図中の面積は目安
(2)大阪城東部地区(森之宮)
- 住所:大阪市城東区森之宮1丁目
- 面積:約12,000平米

(注)図中の面積は目安
(3)桜島地区(USJ南部)
- 住所:大阪市此花区桜島1丁目
- 面積:未定
- その他:同エリアについては、公益財団法人大阪府都市整備推進センターが、同エリアにおける水辺賑わいづくり事業者の公募・選定中

(注)出典:此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり協議会
問合せ先
桜島地区に関すること
大阪府商工労働部成長産業振興室(06-6210-9485)
大阪港地区・大阪城東部地区に関すること
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