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報道発表資料 大阪城天守閣「豊国踊り」×「河内音頭 ~幕末龍馬伝~」を開催します

2018年6月29日

ページ番号:439165

 本件については、平成30年6月29日17時25分に一部訂正しております。別途訂正発表をご参照ください。

問合せ先:大阪城天守閣(06‐6941‐3044)

平成30年6月29日 14時発表

同時資料提供:関西レジャー記者クラブ

 大阪城天守閣は、平成30年8月11日(土曜日・祝日)に「豊国踊り」×「河内音頭 ~幕末龍馬伝~」(ほうこくおどりとかわちおんど ばくまつりょうまでん)を開催します。

 慶長9年(1604年)、豊臣秀吉の七回忌に京都の町衆は町組ごとに揃いの衣装で「豊国踊り」の群舞を捧げ、秀吉を偲びました。平成27年に400年ぶりに再現された「豊国踊り」を大阪城天守閣の夏のイベントで披露するのは今年で4回目となります。

 一方、大阪の盆踊りといえば「河内音頭」が定番です。本イベントでは、大阪城の新たな夏の風物詩となりつつある「豊国踊り」と大阪の地で長く親しまれてきた「河内音頭」の二つの踊りを楽しんでいただきます。「河内音頭」の演目は、大阪城天守閣が昨年度から取り組んでいるキャンペーン「幕末・維新150年」にちなみ「幕末龍馬伝」です。

1.開催概要

(1)日時

平成30年8月11日(土曜日・祝日) 18時から19時30分まで

(2)場所

大阪城天守閣前本丸広場(大阪市中央区大阪城1-1

(3)参加費

無料

ただし、天守閣入館の際は入館料が必要

大人600円。中学生以下、大阪市在住65歳以上の方(要証明)、障がい者手帳等ご持参の方は無料
(4)主催
大阪城天守閣
「豊国踊り」とは

 豊臣秀吉は、慶長3年(1598年)8月18日、62年の生涯を閉じますが、死に臨んで自らが神として祀られることを望み、翌慶長4年(1599年)4月17日に朝廷から「豊国大明神(とよくにだいみょうじん)」の神号が贈られました。

 秀吉の七回忌にあたる慶長9年(1604年)8月には、14日から19日までの6日間にわたって、京都・豊国神社(とよくにじんじゃ)で盛大な祭礼が行われましたが、この内の14日と15日の2日が「豊国臨時祭礼(ほうこくりんじさいれい)」で、そのクライマックスが、8月15日の「豊国踊り」でした。

 「豊国踊り」は、京都の上京から3組、下京から2組が出て、各組300名構成、総計1,500名もの京都市民が参加し、各組ともそれぞれお揃いの衣装を着て、工夫を凝らした造り物を出しました。その様子は、太田牛一(おおたぎゅういち)の『豊国大明神臨時御祭礼記録(とよくにだいみょうじんりんじごさいれいきろく)』に克明に記録され、京都・豊国神社と名古屋・徳川美術館に所蔵される2種類の「豊国祭礼図屏風(ほうこくさいれいずびょうぶ)」(いずれも国指定重要文化財)に生き生きと描かれています。

 平成27年に大坂の陣400年プロジェクトの一環として、こうした文献・絵画史料などをもとに、歴史・芸能史・風俗史などの面から「豊国踊り」の学術的な再現が行われました。同年夏には、踊りの再現にご協力いただいた宝塚歌劇団OG・OSK日本歌劇団OGによるお披露目の後、当日ご来城の皆様にもご参加いただき、大阪城天守閣の「豊国踊り」が始まりました。大阪城天守閣の「豊国踊り」は今年で4回目の夏を迎えますが、この間に「豊国踊り」は大阪城以外でも行われるようになり、大阪の新たな風物詩として定着しつつあります。
「河内音頭」とは

 現在の大阪府はかつての摂津国・河内国・和泉国の範囲にまたがりますが、「河内音頭」はそのうち河内地方の盆踊りで歌われてきた音頭の総称です。

 その成立には諸説があり、定かではありませんが、八尾市本町の常光寺で毎年8月23・24日に行われる地蔵盆会の盆踊りの際に歌われる河内音頭が最古の河内音頭といわれ、平成8年に環境庁(現、環境省)が選定した「日本の音風景100選」にも「常光寺境内の河内音頭」の名称でその一つに選ばれました。常光寺は「八尾地蔵」の通称で知られ、日本三地蔵の一つに数えられる名刹で、地蔵盆会の盆踊りは河内地方最大の盆踊りとして著名でした。現在この河内音頭は「正調河内音頭」と呼ばれ、常光寺の門前には「河内最古之音頭発祥地」の石碑が建てられています。

 一方、現在一般に知られる河内音頭は、北河内で歌われた「交野節」がルーツであるといわれます。大和田村(現、門真市)野口の音頭取り初代歌亀(中脇久七)がこの「交野節」に工夫を加え、「歌亀節」と呼ばれ、上方漫才の祖である玉子屋円辰や砂川捨丸らが大阪の寄席でも演じ、一世を風靡しました。

 さらに平野郷町(現、大阪市平野区)の音頭取り初音家太三丸(倉山太三郎)が平野の音頭取り仲間と「初音会」を結成して、「歌亀節」を改良して「平野節」を創出しました。

 この「平野節」に浪曲の調子や浪曲の節回しを加味し、鳴り物にも従来の三味線だけでなくエレキ・ギターなども加えて新たな河内音頭を編み出したのが長吉村(現、大阪市平野区)川辺の鉄砲光三郎(鉄砲光三)で、その河内音頭は「鉄砲節」と呼ばれました。昭和36年にテイチクから鉄砲光三郎のレコード「鉄砲節河内音頭シリーズ」が発売されましたが、その累計出荷数は100万枚を超える大ヒットとなり、鉄砲光三郎の活躍によって、河内音頭は一気に全国区となりました。

 昭和40年代には、初音家太三丸の弟子初音家賢次や三音家浅丸、井筒家小石丸、日乃出家小源丸らが活躍して河内音頭ブームを牽引し、現在は初音家賢次の弟子で演歌歌手として活躍する中村美津子や「新聞詠み家元」を名乗る河内家菊水丸が著名です。

 河内音頭は民謡と浪曲の中間に位置する芸能で、「河内十人斬り」「悪名」「俊徳丸」といった河内ゆかりの物語のほか、「崇禅寺馬場の仇討」「佐倉宗五郎」など、さまざまな物語を演目としてきました。こんにち河内音頭は多くの流派・会派に分かれ、音頭取りも1,000人近く活動するといわれますが、現在大阪城天守閣では「幕末・維新150年」キャンペーンを展開中であることから、「幕末龍馬伝」を演目の一つにしておられる葵秀春(あおいひではる)さんにご出演いただくこととしました。

2.イベント内容

 踊りは簡単なレクチャーがありますので、当日ご来城の皆様もご参加いただけます。

協力:大阪市日本民踊研究会

(1)豊国踊り

踊りの披露と総踊りを行います。

  • 作・演出:茂山千三郎(大蔵流狂言師)
  • 考証:橋本裕之(大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員・民俗学者)
  • 音楽:藤舎貴生
  • 振付:山村友五郎(上方舞 山村流六世宗家)
  • 企画・監修:北川央(大阪城天守閣館長)
  • 出演:宝塚歌劇団OG、OSK日本歌劇団OG
〈宝塚歌劇団OG〉
  • 朝宮真由(あさみやまゆ)
  • 麻園みき(あさぞのみき)
  • 真於夏希(まおなつき)
  • 遥奈りお(はるなりお)
  • 涼葉らんの(すずはらんの)
  • 紫友みれい(しゆうみれい)
  • 亜聖樹(あせいいつき)
〈OSK日本歌劇団OG〉
  • 美砂まり(みさごまり)
  • 月川夏緒(つきかわなつお)
  • 美郷いつき(みさといつき)
  • 紫穂まいか(しほまいか)
  • 河合祥子(かわいしょうこ)
  • 貴城優希(たかしろゆうき)
  • 蒼音淳(あおとじゅん)

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豊国踊り

(2)河内音頭

大阪城を詠んだ前歌の披露のあと、「幕末龍馬伝」に合わせて総踊りを行います。

出演:葵秀春(音頭取り)、二代目国分家竹春(三味線)、国分家辰春(太鼓)、鷹羽健次(ギター)


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葵秀春

3.その他

  • イベント内容は予告なく変更または中止になる場合がございます。
  • 荒天の場合は中止いたします。天候不良の際は大阪城天守閣までお問い合わせください。
  • イベントの詳細は大阪城天守閣公式ホームページにも記載いたします。

4.取材について

  • 取材・撮影をご希望の際は、大阪城天守閣(電話:06-6941-3044)にご連絡ください。
  • 大阪城公園は車両乗入禁止となっております。公共交通機関をご利用ください。
  • イベントの広報用画像をご希望の際は、申込書を大阪城天守閣あてファックス(06-6941-2197)にてお送りください。メールにて画像データを送信します。
  • 広報用画像のご使用は本イベントをご紹介(イベント名・開催期間等の記載)いただける場合に限ります。

広報用画像データ申込書

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問合せ先

大阪城天守閣

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