報道発表資料 令和5年は卯年(うどし) 大阪城天守閣の入口でウサギが描かれた甲冑(かっちゅう)のパネルが来館者をお迎えします
2022年12月14日
ページ番号:586615
問合せ先:大阪城天守閣(06-6941-3045)
令和4年12月14日 14時発表
同時資料提供:関西レジャー記者クラブ
大阪城天守閣は、令和4年12月17日(土曜日)から令和5年1月31日(火曜日)まで、令和5年の干支にちなみ、ウサギが描かれた甲冑(かっちゅう)「猿猴捕月図蒔絵胴(えんこうほげつずまきえどう)」の写真パネルを天守閣の改札前に設置します。
新年のあいさつをSNSや年賀状などで行う際の素材として、また、卯年(うどし)に来館したことの記念として、このパネルと天守閣を背景に記念撮影をしていただけます。
1.設置場所
大阪城天守閣 改札前 (本丸広場)(大阪市中央区大阪城1-1)
2.設置期間
令和4年12月17日(土曜日)から令和5年1月31日(火曜日)まで
(注)大阪城天守閣は令和4年12月28日(水曜日)から令和5年1月1日(日曜日)までは年末年始の休館となりますが、ウサギが描かれた甲冑のパネルは本丸広場へ設置しますので、天守閣の休館中や開館時間外でも記念撮影ができます。
3.サイズ
4.「猿猴捕月図蒔絵胴」について
この甲冑は、16世紀末から17世紀はじめごろにかけての桃山時代の作で、腰回りを保護する「草摺(くさずり)」の裾にウサギが、胴の後ろ側には波涛模様(はとうもよう)が描かれています。波とウサギの組み合わせは、謡曲「竹生島」の一節「月海上に浮かんでは兎(うさぎ)も波を奔(はし)るか 面白の島の景色や」に由来するとされています。「波兎(なみうさぎ)」と呼ばれるこの情景は古くから日本人に愛され、工芸品や着物のデザイン、家紋などに取り入れられてきました。
メインの絵柄として胴の正面部分に描かれているのはテナガザルで、三日月をつかまえようと手を伸ばしています。戦場において自分の能力を過信してはならないという教訓の意味か込められているとも考えられます。
なお、この甲冑の実物は、大阪城天守閣館内の3階にて開催中の企画展示「乱世が生み出したデザイン」において、令和5年3月15日(水曜日)まで公開しています。

「猿猴捕月図蒔絵胴」のパネル(イメージ)
5.取材について
取材・撮影をご希望の際は、下記の問合せ先にご連絡ください。
6.問合せ先
甲冑「猿猴捕月図蒔絵胴」に関する取材について
大阪城天守閣
住所 大阪市中央区大阪城1-1
電話 06-6941-3044
(注)令和4年12月28日(水曜日)から令和5年1月1日(日曜日)までを除く9時から17時まで
ファックス 06-6941-2197
ホームページ https://www.osakacastle.net/
パネルの撮影について
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