ページの先頭です

報道発表資料 「小型スキャニング型ドップラー・ライダーを用いた3次元風況計測の実証実験」を支援します

2023年4月12日

ページ番号:596688

問合せ先:経済戦略局産業振興部イノベーション課(06-6615-3723)

令和5年4月12日 14時発表

同時資料提供:大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ

 大阪市は、成長産業の振興等を図るため、民間事業者等による先端技術を活用した実証実験を支援しています。
 この度、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション別ウィンドウで開く」として、メトロウェザー株式会社による「小型スキャニング型ドップラー・ライダーを用いた3次元風況計測の実証実験」を、令和5年4月17日(月曜日)から2025年の大阪・関西万博(以下、「万博」という。)終了日までの間、アジア太平洋トレードセンター(ATC)にて支援します。
 本実証実験は、万博での実現をめざしている「空飛ぶクルマ」の運航に向けて、アジア太平洋トレードセンター(ATC)の屋上に同社が開発した観測機「小型スキャニング型ドップラー・ライダー」を設置し、万博終了日までの間、万博会場を含む大阪湾岸エリアの風況を計測するものです。本実証実験により得られたデータを解析し、「空飛ぶクルマ」の安全・安定的な運航サービスに活用される予定です。
 今後、同社では、アジア太平洋トレードセンター(ATC)のほか大阪市内2か所で計測を行い、複数観測点のデータを合成することで風向風速データの3次元データ化に取り組む予定です。
 なお、「AIDORエクスペリメンテーション」では、「未来社会の実験場」をコンセプトとする万博に向けて、実証実験支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでおり、今後も引き続き、全国から実証実験を募集します。

概要

実施名称

小型スキャニング型ドップラー・ライダーを用いた3次元風況計測

実施主体

メトロウェザー株式会社(代表取締役:古本 淳一)
所在地:京都府宇治市広野町茶屋裏18-1 タニヤマ大久保ビル 1階

 京都大学発のスタートアップです。目には見えない大気の流れをリアルタイムに可視化するドップラー・ライダーの開発・製造に取り組んでいます。
 詳しくは、「メトロウェザー株式会社別ウィンドウで開く」ホームページをご覧ください。

実施内容

 アジア太平洋トレードセンター(ATC)の屋上に設置した観測機「小型スキャニング型ドップラー・ライダー」で2年間継続して計測を実施します。観測対象は万博会場上空エリアとし、取得した風向風速データは、月別の風況の特性を明確にし、「空飛ぶクルマ」の運航における課題を整理します。

実施期間

令和5年4月17日(月曜日)から万博終了日まで(予定)

実施場所

アジア太平洋トレードセンター(ATC)(大阪市住之江区南港北2-1-10
(注)今後、大阪市内2か所設置予定

小型スキャニング型ドップラー・ライダー

ATCに設置された小型スキャニング型ドップラー・ライダー

問合せ先

ソフト産業プラザTEQS
担当:下地、藤井
電話:06-6615-1000

(参考)IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」

 大阪咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
 詳しくは、「AIDORエクスペリメンテーション別ウィンドウで開く」のホームページをご覧ください。

探している情報が見つからない