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報道発表資料 釣ったふぐによる食中毒の発生について(注意喚起)

2020年1月7日

ページ番号:490820

問合せ先:健康局 健康推進部 生活衛生課(06-6208-9996)

令和2年1月7日15時25分発表

 令和2年1月4日(土曜日)12時頃、市内の医療機関からふぐを食べたことによる食中毒が疑われる患者を診察したとの届出が大阪市保健所にありました。

 調査したところ、当該患者は大阪市内在住の男性で、令和2年1月3日(金曜日)、友人1名と旅行先の淡路島で釣りを行い、釣り上げたふぐ(詳しい種類は不明)1匹をその場で自ら焼き、同日17時30分頃、頭と骨を残しほぼ全てを1人で喫食し、帰宅途中の19時30分頃から舌のしびれと軽いめまい、頭痛、顔のほてり、息がしにくい、脱力等の症状を呈したこと、また、帰宅した後、23時頃に医療機関に救急搬送されたことが判明しました。

 当該患者はふぐ毒に関する知識がなく肝臓等を含めほぼ全てを喫食していること、症状がふぐ毒による食中毒の症状と一致しており、本日、当該患者を診察した医師からふぐを喫食したことによる食中毒との届出が提出されたことから、ふぐによる食中毒と断定しました。

 ふぐは体内に毒(ふぐ毒)を持っており、このふぐ毒を含む部位(有毒部位)を食べたことを原因とする食中毒(ふぐ中毒)が、全国で毎年発生し、死者も出ています。ふぐによる食中毒の約7割は、家庭等で発生しており、そのほとんどが、釣ったり、もらったりしたふぐを素人調理したことが原因です。ふぐの素人調理は大変危険ですので、絶対行わないでください。

調査概要

発症者の状況

発症者数  1名(男性(19歳))

受診者数  1名(入院1日)

患者はすでに快復し、退院しています。

主症状

舌のしびれ及び軽い頭痛、息がしにくい、脱力等

原因食品
ふぐ(残品がなく、詳しい種類は不明)
参考

大阪市における食中毒発生状況

令和2年1月6日(月曜日)現在の食中毒 0件 (本件を含まず)

平成31年1月6日(日曜日)時点の食中毒 0件

(食中毒発生状況の年次集計は、毎年1月1日からの統計です) 

ふぐによる食中毒(過去5年間) 0件

ふぐによる食中毒について

  • ふぐ毒の主成分であるテトロドトキシンは熱に強いため通常の加熱では毒性はなくならず、毒性の強さは青酸カリの1000倍以上ともいわれています。
  • テトロドトキシンは神経を麻痺させる神経毒で、ふぐ中毒は食後20分から3時間程度の短時間で発症し、重症の場合は呼吸困難で死亡することがあります。また、発症してから死亡するまでの時間が短いのが特徴です。
  • ふぐ中毒には確実な治療法はなく、対症療法しかありません。
  • ふぐの毒化のメカニズムは現在においても解明されておらず、ふぐ毒の毒力や毒量には個体差があり、ふぐの種類や各種部位、雌雄などによっても異なります。また、漁獲海域や季節によっても差があるため、一度食べてふぐ中毒を発症しなかったからといって、この次も大丈夫だという保証はありません。
  • 予防対策としては、釣ったり、もらったりしたふぐを素人調理せず、専門の知識を持ったものの手によって確実に有毒部位が除去されたものを食べるようにしてください。

(参考:ふぐの素人調理は危険です!)

https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000004583.html

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