ページの先頭です

報道発表資料 食中毒の発生について(東住吉区)

2021年10月31日

ページ番号:548172

問合せ先:健康局 健康推進部 生活衛生課(06-6208-9991)

令和3年10月31日 13時30分発表

 令和3年10月29日(金曜日)16時頃、大阪市東住吉区内の保育園「社会福祉法人みおつくし福祉会 湯里保育園」から、「令和3年10月29日(金曜日)の給食を喫食した後、複数の園児及び職員が顔面の紅潮等の症状を呈している。」との届出が大阪市東住吉区役所を通じて大阪市保健所にありました。

 調査したところ、当該保育園の園児126名及び職員29名の計155名が令和3年10月29日(金曜日)11時10分頃から当該保育園で調製した給食を喫食し、園児12名及び職員5名の計17名が同日12時15分頃から14時30分頃にかけて顔面の紅潮、頭痛、じんま疹、発熱等の症状を呈していることが確認されました。さらに、当日提供された給食の保存食について検査を実施したところ、献立の1つである「マグロのパン粉焼き(調理品の保存食)」からヒスタミンが検出されました。

 発症者17名の発症状況が類似し、共通食は当該保育園が調製した給食以外にないこと、保存食からヒスタミンが検出され、発症状況がヒスタミンによる食中毒症状と一致していることから、当該保育園の給食を原因とする食中毒と断定し、事業者に対し、本日から2日間、当該保育園の給食場の業務停止を命じました。

調査概要

発症者の状況

発症者17名(男:8名(1歳から6歳)、女:9名(4歳から47歳))

受診者0名

(注)発症者は全員快方に向かっています。

年齢別発症状況

年 齢

20歳

未満

20~29歳

30~39歳

40~49歳

合 計

発症者数(名)

8

0

0

0

8

4

2

2

1

9

属性別発症状況

属性

園児

職員

合計

発症者数(名)

12

5

17

主症状

顔面の紅潮、頭痛、じんま疹、発熱

原因施設

名称:社会福祉法人みおつくし福祉会 湯里保育園

(しゃかいふくしほうじん みおつくしふくしかい ゆざとほいくえん)

所在地:大阪市東住吉区中野4丁目14番6号

事業者:社会福祉法人みおつくし福祉会(しゃかいふくしほうじん みおつくしふくしかい)
理事長 田丸 卓嗣(たまる たくじ)

病因物質

ヒスタミン

原因食品

令和3年10月29日(金曜日)に提供されたマグロのパン粉焼き

(当日の献立)

パン、マグロのパン粉焼き、キャベツのカレー炒め、スープ

検査状況

検体名

検査結果

(ヒスタミン)

調理前保存食(食材のマグロ)

ヒスタミン検出せず

(20mg/kg未満)

調理済保存食(マグロのパン粉焼き)

ヒスタミン検出

(4000mg/kg)

(注)本報道資料に関連して、検査の技術的な事柄については、地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所までお問い合わせください。

担当 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所公衆衛生部健康危機管理課

電話 06-6972-1327

参考

《食中毒発生状況》

  • 令和3年1月1日(金曜日)から令和3年10月30日(土曜日)まで
    5件101名(本件を含まず)
  • 令和2年1月1日(水曜日)から令和2年10月30日(金曜日)まで
    10件421名

(食中毒発生状況の年次集計は、毎年1月1日からの統計です)

《ヒスタミン食中毒》

 ヒスタミン食中毒の原因となる主な食品は、「ヒスチジン」というアミノ酸を多く含む赤身魚(マグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシ等)やその加工品です。ヒスチジンは細菌(ヒスタミン産生菌)の酵素の働きでヒスタミンとなるため、ヒスチジンを多く含む食品を常温で放置するなど、不適切な管理を行うとヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスタミンが生成されます。

  •  潜伏期間:食べた直後から数時間
  • 主な症状:顔面、特に口の周りや耳たぶが紅潮し、頭痛、じんましん、発熱などで、重症になることは少ないです。

(ヒスタミン食中毒予防のポイント)

  • 魚を購入した際は、常温に放置せず、速やかに冷蔵庫で保管しましょう。
  • 魚のエラや内臓は購入後(または釣った後)、できるだけ早く除去しましょう。
  • 冷凍した魚を解凍する時は、冷蔵庫内で解凍するなど、可能な限り低温で短時間のうちに解凍しましょう。
  • 食品中にヒスタミンが生成されても、外観や臭いの変化はほとんどありませんが、多量のヒスタミンを一度に摂取すると、食べたときに舌がピリピリと感じることがあります。この場合は食べずに処分してください。

探している情報が見つからない