報道発表資料 麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について
2023年6月7日
ページ番号:568207
問合せ先:大阪市保健所感染症対策課(06-6647-0956)
令和5年6月7日 20時10分発表
大阪市では、令和5年6月6日(火曜日)に市内医療機関より、ある患者の麻しん(検査診断例)の届出があり、当該患者が感染可能期間に大阪市内の施設を利用し、不特定多数の方に接触していることがわかりましたのでお知らせします。
本発表は、当該患者と接触した方が麻しんに感染している可能性があるため、広く情報提供するものです。
1 患者概要
主な症状:発熱、咳嗽(がいそう)、発しん、鼻汁
(注)患者及び患者家族等の個人情報については、プライバシー保護の観点から本人等が特定されることのないよう、格段のご配慮をお願いいたします。
2 経過
- 令和5年5月23日(火曜日) 発熱
- 令和5年5月24日(水曜日) 咳嗽(がいそう)、鼻汁
- 令和5年5月25日(木曜日) 発しん
- 令和5年5月26日(金曜日) 市内医療機関を受診
- 令和5年6月6日(火曜日) 市内医療機関より「麻しん(検査診断例)」の届出
3 患者が利用し、不特定多数の方と接触した可能性がある施設と日時
施設
天王寺ミオ本館7階
(注)店舗への問い合わせは御遠慮ください。
日時
令和5年5月22日(月曜日)18時30分から20時まで
上記の施設を利用した方で、利用後3週間以内に麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、すみやかに受診してください。
4 麻しんの症状等
麻しんは、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
これらの症状が現れている間は、咳や鼻水に麻しんウイルスが出るので、免疫のない人に感染させてしまいます。
詳しくは、大阪市ホームページ「麻しん(はしか)に注意しましょう」をご確認ください。
5 その他
(参考)麻しん発生状況
令和元年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年(注) | |
---|---|---|---|---|---|
大阪市 | 63 | 1 | 0 | 0 | 2 |
全国 | 744 | 10 | 6 | 6 | 10 |
(注)大阪市の情報は令和5年6月7日現在です。(本事例を含む)
全国の情報は第21週(令和5年5月22日~5月28日)までの累積速報値です。